top of page

​活動趣旨

 現代日本では、引きこもりの増加が問題視されており、特に若年者における引きこもりの背景として、発達障害、不登校が挙げられる。

 

 発達障害は、周囲の状況を把握することが困難で、学校や職場の人間関係を良好に維持することが難しいため、周囲から疎外されやすい現実がある。

 当事者の発した発言により、周囲の人間が、当事者を「変わった人」、「空気が読めない」などと批判し、学校でのいじめや職場内での差別的対応が誘発されやすい。

 当事者に悪気はなく、自分の発言の何が悪かったのかと自己嫌悪に至り、二次障害としてうつ病や不安障害などを併発する傾向も見られる。特に、二次障害を背景として、地域社会への参加が出来なくなり、家の中に引きこもり、地域社会から隔絶された環境下で生活を送っている方々が多い。

 この様な状況下にある引きこもり、発達障害児・者、不登校の方々、現在、学校や職場での人間関係に苦悩し、二次障害を併発する直前まで至っている方々を支援し、専門家やピアサポーターの支援を受けながら、地域社会への復帰、苦悩の軽減、福祉制度の紹介を実施する。

 また、当事者の家族への支援として、親亡き後の福祉政策に関して紹介し、現在の苦悩を軽減する支援を実施する。

 支援を実施していく過程で、引きこもりの方や発達障害児・者、家族が少しでも苦悩を軽減し、幸福な人生を過ごせるように支援する事を目的とする。

 

任意団体 ぴあサポート・うんぜん

bottom of page